2013年1月22日火曜日

ファイブフォックスが苦戦中のようです


国内SPAの元祖として長年無難なオシャレを支え続けていたファイブフォックスが苦戦中のようです。 第36期12年8月期末の売上高は993億1600万円(HP記載)。Twitterでは上記のように一時期は2,000億円あったとのことで、半分以下に落ち込んでいます。

「COMME CA DU MODE」を筆頭にコムサ〜で始まるラインを縦横無尽に展開する「全方位コムサ化戦略」で語り継がれた伝説もついに最終章に突入したのでしょうか。苦戦の理由は、色々あるとは思いますが個人的には3つかと推測します。

1-日本での低価格衣服の競争激化

「低価格&オシャレ」で躍進したコムサですが、ユニクロやH&Mは言うに及ばずクロスカンパニーやポイントなどが続々とこの分野に進出。ファストファッションがいつの間にかコムサ抜きで語られるようになったのは痛いですね。安くてオシャレのさらに上を目指すユニクロは"品質"、H&Mは著名デザイナーなどと協業する"プレミア"で武装した事で同じ土俵にすら上れない状態になってしまいました。
最近では、クロカンがバンバンCMを打ってトムブラウン買収、キャン買収など後発組の経営スピードも上がっているため組織的な問題もありそうです。


2-百貨店、ファッションビルなどが低迷

特にマルイの沈没具合が半端ではないのでしょうか。コムサといえば丸井、丸井といえばコムサのような蜜月関係は、90〜00年代絶好調!の時はいいのですが現在のような状況はなかなか微妙でしょう。「まぁ、あいつといるとラクだからさ」と惰性で付き合うカップルのようですね。気持ちは分かりますが。


3-自社内ブランドの難解さ

16のコムサは必要なのでしょうか?ビジネスとして作っているというよりも社内都合で存在しているようなイメージです。恐らく販売員も明確に自社のブランドの区分けを理解しないまま働いているような気がするので、お客さんは言うに及ばずです。


さて、これからコムサはどうするべきかと言うとイチにもニにも、ブランドの整理でしょう。一つのファッションビルで、様々なコムサが入っている現状を見ると「またか」と既視感溢れる状態はファッションとしてビジネスする場合は厳しいかもしれません。じゃあ、ユニクロはどうなんだと突っ込みを受けそうですがあくまでもユニクロは小売り企業であってアパレル企業では無い点がポイントです。
アパレルを生活必需品として扱うため、"欲しいものを買う店"というよりも"使うものを買う店"というのが正しいでしょう。そういう意味では、柳井氏はアパレル商材にイノベーションを起こしたと言っても過言ではないかもしれませんね。

手始めにコムサもヒートコムサみたいなものを作って必需品でベースアップを図るのもアリかと。1億枚も作るのは大変ですが、在庫の山を見て売るのはもっと大変だと認識すればもう少し経営判断が鋭くなるかもしれませんよ。




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