2013年2月25日月曜日

全未婚女性に送るanan今号 年収×帰宅時間マップが秀逸

誰でも高給器量良し容姿端麗頭脳明晰な人と一生一緒にいてくれやと思いますよね。しかし、見た目も才能も全部ひっくるめても踏ん切りがつかないのが人生です。

そんな悩める適齢期な女性達がバスタブで沈痛なリリックを飛ばせる良企画が今月号のan・anで行われています。その名もずばり「今の仕事のままでいいの?その人と結婚して大丈夫?どっちが幸せ??女の選択」。初めに言うと結論は金です。

「『選択肢は多ければ多いほど良い』と思っていませんか?」と問題提起からスタート。選択肢が多いから悩んでしまうということで選択肢を絞る作業を推奨し、選択眼を磨く事こそが幸せの近道と説いています。ここでそもそも選択肢(出会い)が無い層をバッサリと切り落とす素晴らしい選択眼を披露。初っ端から『体は待ってくれない。問答無用で迫る、結婚&出産の選択』や『専業主婦はもう幻。仕事と家庭、続・女の選択人生』など重いテーマに切り込んでいるため、余計な前提は省いていくのがデキる企画書です。

次は、転職の現状と転職した人の実例が顔写真付きで解説。12名が登場していますが、年収ダウンは3名。ダウンした方は基本的に学生になる人やパラリーガルから植木屋さんに華麗な転職など"夢"のために仕事を辞める"ダウン止むなし系"です。残り9名が年収UPやイーブンというパフォーマンスですが、ページ隅にあるアンケートで『転職前と転職後の年収を教えて下さい』の問いに、転職前の平均年収は『304万円』に対し、転職後は『298万円』というリアルが表示されています。

見所の一つとなるのは、36Pから始まる「結婚」。ここで重点的に分析されるのが、金となっております。『やりがい』などの定量的に分析不可能なものではなく数字として出せるところにしっかりとページが割けるマガジンハウスはさすがですね。ここでは、独身男性(25〜34歳)の平均年収を赤裸々にグラフ化。結果は、

200万円未満→38.6%
200万円〜400万円未満→36.3%
400万円〜600万円未満→19.4%
600万円〜800万円未満→4%
800万円〜1000万円未満→1%
1,000万円以上→0.7%

となっており、東京在住の女性の4割が『男性に期待する年収』という600万円以上は5.7%しかいないという絶望的な結果になっています。ちなみに人口が約1億2778万人(総務省統計局)で、交通事故による負傷者数は85万4493人(内閣府)のため交通事故で負傷する確率は約0.7%となり、年収1,000万円稼ぐ独身男性の生存率とほぼ同じとなっています。

やっかいなのは、ただでさえメタルキング以上のレアキャラをルックスやフィーリングなどで選り好みし、相手も同じオプションを保有しているため、約定する確率は天文学的なものになります。やはりそこを皮膚で感じているのか、次ページで出てくるコメントでは商社マンに『出会ったら何が何でもゲットして!』というゲーム攻略本によくある「この先は君の目で確かめてくれ!」という投げやりとも応援とも取れる編集者の諦観がウルトラソウルとなって読者とのエール交換になっています。

長くなってしまいましたが、最大の見所は38Pの『年収×帰宅時間で判定!あなたのライフプランに合う結婚相手の選択♡丸わかりマップ。』です。ここでは、52の職業を4つのゾーンに分けて年収と将来性、編集部コメントで解説。縦に年収、横に帰宅時間で作られており、ゾーンは

特権階級(弁護士、会計士、医者など)
激務高給(外資系金融、総合商社、TV局など)
ラクちん低給(元国営インフラ、教師、地方銀行など)
激務薄給(ファミレス、飲食、芸能など)

となっています。

狙うならどう考えても特権階級、激務高給ですが、ここの特徴は許認可事業もしくは士業となっており御上の一存でルールが変わる事もあり、外交カードとしても扱われるためある日突然......ということもあるのでご注意下さい。

さて、アパレルはというと予想通り激務薄給ゾーンに鎮座。お隣には美容師も並んでおり、ファッション関係の男性に売り(結婚を求めない)から入った女性には満額回答とも言える結果となりました。ただ、アパレル系や美容系などの参入障壁が低い業種は起業しやすく、TV局40歳の1500万円を軽く超える適齢期の男性がチラホラといることは覚えておいて下さい。その場合は、業種というよりは職種で判別することをお勧めします。

とはいえ、なんだかんだでカネじゃないという人も多いとは思いますが『既婚者に聞いた!結婚してみたらどうでもよかった結婚相手の「条件」ランキング』で

http://ranking.goo.ne.jp/ranking/017/Slczwn7Ej9Qc/

となっていますので、参考にしていただければと思います。
この他、an・an今号では『出産』や『同性だからこそ、誰にでもある、"母という病"について考えよう。』などNatureにアクセプトされるべき力作が揃っていますので直近で合コンを控えている人は即購入して、『この先は君の目で確かめてくれ!』してください。


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