2013年3月10日日曜日

ユニクロはブラック企業なのか?

最近、話題の"ユニクロブラック企業説"ですが皆さんはどう思いますか?
僕はユニクロで勤務した事がないですし、そもそもブラック企業に勤めた事が無い(多分)ためブラック企業と言われてもあまりピンときません。ので、まず一般的にブラック企業とは何かを整理してみましょう。

【ブラック企業とは】
1 - 給与が不当に安い
2 - 長時間勤務
3 - 労働環境が劣悪
4 - 法に抵触する恐れがある業務

1 - 給与が不当に安い

一般的に大卒の月給よりも大幅に安い金額になるとブラック企業のレッテルを貼られる可能性があります。高所得の当ブログ読者には意外かもしれませんが、皆さんがよく行くミシュランの星を獲得している料理人もガマンしている事が多いです。

2 - 長時間勤務

"朝3時まで営業!2次会980円プランご用意!"系の飲食がよく該当します。また、朝6時に出社して終電まで仕事、その後「おい、○○先輩が飲みにいくからお前も来い。もちろん割り勘だ」のような業務外労働も考えられます。

3 - 労働環境が劣悪

セクハラやパワハラなどが横行しており、それに対しての対抗手段がない。危険な業務だが危険を回避する仕組みがないなど心身ともに疲弊するのが当てはまります。中年店長と高校生アルバイトが付き合ってしまうようなモラルハザードが起きているところも含まれます。

4 - 法に抵触する恐れがある業務

「消防署の方(角)から来ました」と、消化器を売るような仕事です。言った言わないになるオチがほとんどで、アパレルでよくある「あのメゾンブランドの○○と同じ工場で作っているんですよ」というなんともグレーな接客はシロと致します。

という感じになっています。
さて、"ユニクロブラック企業説"で言われている部分は1の給与と2の長時間勤務でしょうか。ユニクロは店長の月間労働時間の上限を240時間に定めており、違反などの場合は降格処分などにするため240時間以上の労働は各自"自粛"し、規則に抵触しないようにサービス残業するといわれています。このサービス残業が多いことで社員が悲鳴を上げており、サービス残業(無給)がゆえに労働時間に対して給与が低いというのが"ユニクロブラック企業説"の主張です。

今回のケースで現場が解決して欲しいのが「給料が安い問題」なのか、それとも「労働時間が長い問題」なのかで会社としては対処が変わるかと思います。

前者の場合、単純にサービス残業分の賃金を払えば解決。後者の場合は、1店舗につき責任者を2名置き交互に勤務するワークシェア的な仕組みで労働負担を軽減する方法がとれるかと思います。とはいえ、これはなかなか難しく実行ははっきりいって無理でしょう。どちらの場合も、コストが相当増えるためどこで吸収するのかという問題が生まれるためです。また、ワークシェアは必然的に給与が下がり生活維持が難しくなるため、固定費が低い「貯金が捗るわwww」な若手社員は賛成でも住宅ローンや子供を抱える固定費が多い社員の理解は得にくいかと考えられます。

そのため実現性が高そうなのは、"現在抱えている業務を240時間以内に完遂できるオペレーションを開発する"か、"240時間分の仕事量をはじき出してそれ以上の仕事はふらない"です。恐らく後者は、既に作業ごとの時間目安として導入しているかと思います。さらにブラッシュアップさせ様々な指標を作った結果、結局は現在と変わらない作業量でも「240時間以内に可能」という結論になる可能性は否定できません。文学と数字は解釈次第でどうとでもなるので。しかしきちんと数値化した上での業務なら、終わらない場合は自己責任のため各自社会勉強も兼ねて残業でも幾分納得はあるかもしれません。

長くなってしまいましたが、ユニクロはブラック企業かと言われると僕的には全然ホワイトです。
小売りが労働集約型というのは常識だし、多少の失敗もOKで尚かつ給料はちゃんと振り込まれる保証付きですからね。ブラックというのは、FXトレーダーのように四六時中張り付きつつ空いた時間で、マクロやミクロ経済を勉強してなおかつ株情報誌に登場している三流アナリスト(アナリストというのは自身と自社の利益のみを考えるので基本的に三流しかいません)の戯れ言を鼻で笑いつつ、実は含み益を莫大に抱えてて「少し仮眠を取るか」とニンマリと仮眠をしてみたら、寝ている間に隣国がミサイルを打ち上げて強制ロスカットされてた、みたいなものを指すのです。大企業志向でその中でキャリアを積もうと思うなら、郷に入れば郷に従うのは当然で現状を嘆いて企業を変えるよりも外に飛び出して自らを変える方が早いと思います。

個人的に、この問題点のコアな部分はイケイケで東証に寄与しまくりの一流企業に就職して知的労働に従事しているはずだったのに、ロードサイドの店舗で肉体労働に勤しむという入社前とのギャップだと思っています。同情はしますが、大企業に就職してキャリアを積むとはそういうことなのかなと思ってしまいます。本社勤務(この場合は店舗以外)は、遠回り(別業界に就職して転職してくる)したほうが結局は近いというオチが多いので、本当にユニクロが好きで本社で店舗の現状を変えたいと思う人は一度辞めてボスコンでも行ったほうがいいのではないかと思います。また帰ってくる時に、辞めたときの理想を覚えていればの話ですが。





3 件のコメント:

  1. 東洋経済の記事をしっかり読んだのかい。「名ばかり管理職」の疑いが濃厚って書いてあるだろう。マクドナルドに対して出た判決文を読めよ。

    さらに、賃金を支払わないサービス残業は、労働基準法により違法だよ。ユニクロでは240時間を超えた残業は、申告できないため、サービス残業になる。よって違法!

    「長くなってしまいましたが、ユニクロはブラック企業かと言われると僕的には全然ホワイトです」って書いてあるけれど、違法企業でも「ホワイト」なの?

    あんたは、そんなユニクロでサービス残業を喜んでやるの。それとも、こんなご立派な文章をお書きになるあなたは、もっと労働条件の恵まれたところで働けるってことかい。

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  2. 名ばかり管理職ってどういった人達のことですか?会社から言われたことしかやらない人のこと?あと240時間で終わらない仕事量ってあるけど、240時間を超える仕事量が会社からカリキュラムとして組まれてるの?仕事ってその人の能力(個人の能力、まわりに協力してもらいチームとして仕事をする能力、部下を教え育てる能力などなど)でどうにでもなるんじゃないの?

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  3. ほんとに不愉快な記事だ。

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